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好き勝手出来る訳ではないですが・・・
間柱は移動できます、土台は交換できます。「洋館」や「古民家」などを改修して使おうと漠然と考えていても、果たしてどこまでできるのか。その知識次第で、購入対象の物件の幅も変わってくるでしょう。
論より証拠
まず、お見せするのが早いと思います。このくらいのことは出来てしまうのが木造建築の強みです。中には、むしろソコまでのコストも係らずに実現出来る工事もあります。
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住宅メーカー等で見積を取れば、とんでもない金額になるでしょう。その理由はとても簡単で、住宅メーカーという業態が、そもそも「決められたことだけ」を「繰り返す」ことによって発揮できる、「同型発注による発注総額のスケールメリット」から利益を上げていくシステムのことだからです。
カスタマイズ
ならば個別に必要な補強、補修、デザイン性の向上など、していけば良いとお考えかも知れませんが、具体的には以下の取りまとめが上手くいかないと、デザインだけではなくコストまでをもコントロールが出来ません。
- 建築家による設計提案・・・コスト管理を含む
- 工務店による施工方法や手順、動員職方の選定等
- コンサルによる全体管理
以上をチームとして検討しつつ、そこから逆算して物件の選定、購入を進めることが理想型と言って良いでしょう。
コスト
ちなみに紹介物件は、感覚的には(やり直して見積は出来ないし、同じものにならないので)新築の60~70%程度のコストは係っていると思います。
実際、完全に新築の部分もあるし、新築並みに再生している箇所も多いので。
それを割高だと考えるのか、割安に収まったと捉えるのかは個人の価値観でしょう。
ただ。
思い入れのある古き良き建物は、意外と頑張れば見違えるように生まれ変わることが出来ると言うことも事実なのです。その際、木造であると言うことは、おそらくは圧倒的な優位性となるでしょう。