Niseko+C工事進捗:建物編

投稿者: | 2026年8月31日
目次

費用対効果 工事費減額 約1,000万円

・2020年の東京オリンピックや2030年の北海道新幹線札幌開業の予定で工事費は異常な高騰をしていた。
・こうした状況において、本工事は調整により工事費を1,000万円以上減額調整した。

※この記事は有料サイトに「どうすれば工事費減額できるか」など、詳述します。

07/01 施主、金物の確認。

設計M様
 
■職人
・昨日、見てきました。
・金物はよく分かりませんが、突き合わせの刻み仕事とか、板金の折り方とか、丁寧な印象を受けましたがどうでしょうか。
 
■渡り廊下業側の溝
・ここは齊藤の認識違いかもしれませんが、ここまで埋め立てると思っていませんでした。現状高低差は10cmあるかないかです。
・この状況だとまずは、渡り廊下の両側のフェンスはいらないと思います。
・とはいえ、きちんと突き固めた地盤でもないでしょうから沈下したりしますか?
・また建物に対する湿気はどうでしょう。
・当初ここは雪がたまるが大丈夫かという話をしていたと思います。
 
改めて整理をしていただければと思います。 アース・デザイン 齊藤

・東側の窓は元々、羊蹄山の風景を捨てたことで居住空間のプランを優先したから仕方ないと考えていました。
・でも実際に出来てくると想像以上に羊蹄山の存在感がありますね。これは嬉しい誤算の部分です。
・道路が入るから当たり前ですが、かえって「景色」としてまとまっている印象です。
・電線地中化の錆びたトランスボックスが、ソファーの座面高さの目線からは腰壁に隠れると、なおよい切り取りの空間になりますね。
※トランスの頭だけ、小洒落た色に塗装してしまおうか。w
・格好良く錆びてくれるなら良いですが、ハッキリ言って美意識に劣っており、見苦しいですよね。

・東でこのレベルですから南面は言うまでも無いですね。
・しかもこちらは交差点ですから尚可ですよね。

・あともう一つ今回驚いたのは板金屋です。
・角を出すのは良い板金屋だと思いますが、上手だなあと思ってしまいました。
・結構、足場の3階くらいで微風だったのですが、しばらく見入りました。
・うちの銅板とどっちが上手いかなと・・・。


7/3が設計者チェックですよね。そちらでもご確認下さい。 アース・デザイン 齊藤

07/28 断熱材、界壁チェック

アース・デザイン 齊藤様
・工事経過写真、撮影しました。
・区画壁、設備配管、電気配線、断熱材充填状況の確認をしました。 アドバイザーK

設計コメント 後日まとめます。

・ニセコはマイナス30度に木造で対応する必要がある土地柄。
・流石の寒冷地というか、断熱材が壁面線からあふれ出ている(ように見える)。
・言うまでも無く、「こんなもの」では全然十分とはいえないことくらいは基礎知識として承知。

・とはいえ、投資建物は宿命として工事費に高額に費用を掛けるべきでない。

・そもそも本件は「+Cニセコ工事進捗:基礎構造編」に詳述したとおり、建物の面積を小さく削ったような設計変更を実施している。
・このための追加設計費も100万単位で発生したが、それによって工事費を1,000万円以上圧縮出来た。
・当然、外断熱にして今の外壁の外側にもう一枚、同じくらいの厚みの断熱層を設けられれば、北海道の建物の中でも高級仕様の部類となるのだろうが、それはここまでの作業工程に逆行し、コスト管理としても矛盾する。

・以上を総合すると、この断熱材は十分なのだろうと再認識する。

・言うまでも無いが、機能と見た目(意匠)は別である(基本的には)。
・中にはノーマン・フォスターに代表されるような構造美という特殊な建物もあるが、それはただの余談。

・きちんと計算された露出を除き、宿泊施設や賃貸住宅施設での露出は「設計者の恥」と思った方が良い。露出の原因はほとんどの場合が、きちんと考え尽くせなかったから「そうなってしまった」という結論にすぎない。逆に言えば、よく考えれば露出などせずに収めることはとても簡単に、コストも全く係らずに出来た場合がほとんどなのだ。

・と言うわけで、そうするために電気屋さんが苦労をしている。

・配線は縦横無尽にリビングの天井も駆け巡り、各々のエアコンやFFストーブ、全てのスイッチコンセントに向けて張り巡らされる。
・全て天井で見えなくするが(露出させない)、完成後、このルートにあれとこれが通っていて、苦労して束ねていたなと思うときっと感慨深い。
・またこの段階の工事経過写真があることで、10年後、20年後の補修工事や間取り変更まで含めた大規模リノベーションなどにも非常に役立つこととなる。

・露出していないということは、どこに何が配線されているか、見た目ではさっぱり分からないということになる。
・「図面を見れば良い」と思った方は工事をもう少し実務として理解する必要がある。
・配線、配管ルートばかりは、図面通りになっている建物は多分皆無である。
・天井や壁を開けてみなければ分からないので、こうした内部の写真があることは非常に有効である。

08/19 下地チェック

設計コメント

・一応、クロス貼りの前に下地工程をチェック出来ると良いと思います。
・下地がうまくないと、なにをどう頑張ってもクロスは綺麗に貼れません。

・だからまあ、逆に言えば、下地を見なくてもクロスを見れば下地がダメかどうかは分かるのですが、現場の職人と私たち、お互いに二度手間を防ぐ意味でもこの段階でKアドバイザーにチェックしていただけると良いと思います。

アース・デザイン 齊藤様
・NFから聞いていた日程で現地チェックしましたが、既にクロスが仕上がっておりました。すいません撮影が遅くなりました。
・写真は内装材、クロス仕上済と、ボード下地の状況です。
・住宅設備機器も設置が進みました(キッチンとUBの設置状況)。  アドバイザーK

アドバイザーK様 
>※既にクロスが仕上がっておりました。すいません撮影が遅くなりました

・いいえ。
・できる範囲でと言う契約内容です。
・また、その中でNFからの工期変更の報告は適切とは言えない状況だったと思うので、仕方が無いことだと思います。
・でも本日時点の状況はよく分かりました。

ありがとうございました。 アース・デザイン齊藤

・4人部屋の1号室は「サウナ」が目玉でしたが、着工前に交代した当初の代行業者のミスリードもあり、実現しませんでしたね。
・まあユニットと洗面周りも、結果的によくデザインしていただいたとは思っています。
・まだこの写真だと分かりませんよね。w

・2号室は8人部屋ですが、ファミリーや仲の良い友人同士をターゲットに、リビングと一体となった寝室やパーティーシンクを採用したリビングの使い勝手が良さそうですね。
・ここは思い切って建具をやめて良かったかなと思います。

・エントランスは幹線道路側に風除室を設けました。