アビタU 猫とふれあえる賃貸
徒歩5分ほどの公園で、野良猫の世話をしているおじさんを紹介します
当物件での猫の飼育は禁止事項ですが、近所の公園に行けば、猫に会えるかも。
だいたい毎日、夕方がえさやり時間のようです
おじさんはあくまでも好意で野良猫の面倒を見ていると言った印象です。
お話も伺いましたが、ほぼ毎日、夕方にはボランティアでえさやりをしているようでした。
猫のえさやりは16時~17時くらいで、おじさんにはアビタU入居者の見学・参加の承諾も得てきました。
集まっている猫は、5匹くらいでしたが、食事に困っている感じは無く、争わず、毛並みも手入れされているかと思われるほど綺麗なものでした。
おじさんがえさやりを始めると、近所の子供達も集まってきて、家で猫を飼えない子供達も含めた、ひとつのコミュニティを形成しているのだと感じました。
法令基準の考え方
法律や条令に則せば、単に、このおじさんの行為は違反でしょう。
でも、本当に、その様に杓子定規に、片っ端から野良猫、野良犬等を捕獲して、そのほとんどを殺処分するような、今の仕組みをみんなが望んでいるのでしょうか?
例えば長野県下伊那郡阿智村は南信州の小さな街ですが、猫の死骸を市役所が受け入れる「住民サービス」を、多くの人たちが意見を出すことによってやめさせました。
社会全体の中には、小さいかも知れないし、少ないかも知れないけれど、違った動きは現に存在するのです。
ルールを守ることは勿論、大事なことす。でもそれだけで全てが上手くいくというものでも無く、おじさんの取り組みは、もしかすると、そうした大きな変化の最初の一歩なのかも知れないと、考えるきっかけをくれた光景でもありました。
そんな難しい話以前に、単純に可愛いですよね。
そういう気持ちの方が大事なことなのかも知れません。
今後の展開
当物件での猫の飼育が禁止というよりも、他の入居者の迷惑という観点から、原則として+Cシリーズの全ての物件はペット飼育を禁止しています。
でもペット可の物件は徐々に増えてきている印象もあり、ペットに限らず、同じ価値観を持った人たちが暮らしてゆけるような、しっかりしたソフトコンセプトを持った賃貸物件が供給していけるようになると良いなととも、思うところです。
もう一歩進めて、飼って良いの悪いのと、言わずに違った価値観の人たちが共存できるような住まい方。そこが理想の先の着地点なのかも知れません。